タイの文化(病院)のお話                     
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【Sさんテニスエルボーになる】
 最近と言うよりもここ数ヶ月間すっかりゴルフが不調になっているSさん、
 ついにヒジまで痛くなり海外旅行者障害保険を使用して病院に行って
 来ました。

 普段から頑健と言うより超丈夫なSさんは滅多に病院に行く機会があ
 りません。
 行った所は、サミタベェー・シラチャー病院、受付で保険証を提出すると、
 いきなり病院付きの通訳が現れ、二階に案内された。それから保険申
 請書に記入をして待たされること1時間、、、、。
 しびれを切らせて「まーだですか?」看護婦(タイでは看護師なんて差別
 用語を使いません)さんに訪ねますと、もう少しですと「にっこり微笑まれ」、
 、、また待つこと25分。。。やっと検診です。

 通されたのは「日本が出きる医師の部屋」お医者さんは明らかに20代
 の方、ヒジが痛いって言ってるのに触診もなしに、「腱鞘炎です。薬を処
 方します。」その時間「約2分」。。。。
 それからまたまた薬の受領に10分。。。。「もうこの病院には来ない。」
 決心するSさんでした。(診断書の発行ももありませんでした)
 
 それから、5日間薬を飲み、少しヒジ痛みが和らいだので、Sさんは「自
 分をゴルフ練習場に招待」してしました。とてもいい調子で打ちぱなしが
 できました、、、、が。。。。翌日「ヒジ痛が再発」

 今度は、会社の社会保険を使って別の病院へ「パヤタイ病院:ここも大
 きな総合病院です。」
 保険カードを提出し、整形外科へ待つこと10分、今度はベテラン50代
 のお医者さんです。痛い所を説明すると、いきなり触診「ギャっと悲鳴が
 上がるほど痛い所をせめてくれました」

 「テニスエルボー(=腱鞘炎)ですね、注射します、1週間はゴルフ禁止」
 を言い渡されました。
 注射は2液製で、結構粘度の高そうな液を、肘に注射!!!先生曰く
 「これで5ヶ月はOK」
 タイでは、社会保険での治療は、高額治療ができないと言われておりま
 すが、ただ日本語がはなせる先生より専門医の方が対応も良かった。

【ちょっとコーヒーブレイク:息抜き】
 先日、お知合いの取締役から連絡狩り、ゴルフで「106」もお叩きあさ
 ばされたとのことで、理由は、食中毒とのこと。
 「食中毒で入院を進められましたが痛み止めを打ちゴルフヘ。医者に
 は客先との打ち合わせがあるので、どうしても入院できませんと、言い
 ながら痛みをこらえてゴルフをするなんて。もし、ゴルフ場でその医者と
 偶然あっしまったら・・。」と言う涙ぐましい、努力の賜物の裏話を拝聴
 いたしました。 そうなのです、タイのサラリーマンがこれぐらいの事をし
 ないとやっていけないのです。 しかしその方はタ在住のベテラン40代
 のお方ですので「食中毒になり、ご飯も食べれない状態だったのに痩せ
 ない。強靭な体?」とご自嘲?自画自賛?されておりました。

 ハイ、ここで【タイ文化シリーズ】ちょっとミニ知識。。。
 タイ在住ベテランのこの40代取締役のお話で、新知識をご紹介


『タイの病院の血液型の検査方法』 
 日本は耳たぶですが、タイは指先にメスを入れて血液を採る。ご存知
 の通り、指先は神経が集まっているところなのに。とても痛い。やられ
 たことあります?

 とのことでした。ちょっと信じがたいお話ですが、実話だと事です、Sさん
 は日本で血液型検査してますのでチャレンジしませんが、未だ血液チェ
 ックをしていない貴方にタイでの血液検査をお勧め致します。

 ちなみにSさんは、エイズ検診をした事がありますが、その時の血は腕
 から採りました、血液型検診とは違うようです。(ネガティブ=陰性)と告
 知されるまでの1時間は、指先から血を採るよりドキドキしますので、こ
 れもタイ病院でのお勧めかもしれません。

 最後にタイの病院はとっても看護婦さんに美人が多いでご来院願います。

 
 いらっしゃいませタイランド

                              つづく