タイの文化のお話(その5)

【変わった食文化のご紹介】 

 まずはタイノ食文化についてご紹介申し上げます、と言っても食
 べ方のお話。
  
 誰でもタイに在住しますと、会社のタイ人スタッフまたは、タイの
 お客様とお食事をする機会があります。そこでSさんからのアド
 バイス。。
 ちょっと日本では考えられない、食文化がタイにはあるのです。

 「タイ人はとても親切です、自分が使っている(口に入れた)スプ
 ーン、フォークを使いテーブルのおかずを取り分けて、お皿に盛
 ってくれます」 

 Sさんもタイに来た当初はとっても驚きました。。。始めはちょっと
 「オット、ゲロゲロ」でした。

 しかしタイ人の素直な親切心を受け取りましょう(ちょっと唾入り)
 清潔心の高い日本人にはちょっととまどいを覚える風習ですのが、
 受け入れる気持ちが大切です。

 レストラン等で、取り分け用のスプーンがある時でも、たまに必こ
 の殺技がでますが、これも草の根活動、日−タイ文化交流とご理
 解願います。 お客さんの場合はもちろん、自分のスタッフの時も
 寛容な気持ちが必要です。

【犬を食べる】
 中国、フィリピンで犬を食べる風習は比較的有名ですが、タイの中
 では、「サコナコーン県」のみワンワンを食べる風習があります。

 主に炒め物にして食べるそうですが、他県のタイ人からは、
 「犬を食べる県」 として蔑視されている傾向が強く感じられます。

 食はその国の文化ですので、決して蔑まれる物ではないと思います。
 サコナコン県では、犬肉は少しお高めの食材と言うことです。タイ東
 北部に位置するサコナコン県に行く機会がございましたら、是非とも
 トライしてみてください
 (ちなみにSさんは食したことがございません)

【そこでタイの不人気?気味悪がる?日本食】
 まず、タイ人が日本食で下手物扱いさせる対象として代表的な物に、
 1)「ウナギ」(蒲焼きとってもおいしいのに。。。)タイ語で「プラライま
   たはパライ」と言います。
   タイ人はとっても気持ち悪がります。ウナギに死体を食べさせる?
   川に流すと勝手に食べる?  と言う、文化から来ているそうな。。。。
   タイ人曰く「ウナギからいっぱい血が出るのは死体を食べたから。。。」
   ちょっとしたホラーです。   

 2)「スッポン」(お鍋スンゴクおいしいのに。。。)タイ語で「タパープ」
   タイでは亀をお寺の池に放して、功徳を積む行為があり、それを
   食べるのはかわいそうだ!! とおっしゃいます。

 人によっては「納豆」を言う人もいますが、どうも納豆以上にタイでの
 不人気商品が 「ウナギとスッポン」です。

『ちょっとコーヒーブレイク』
 体重86キロ、好き嫌いがないSさんもワンワンちゃんは、食べず嫌い
 になっています。
 それというのも今を去ること約15年前、Sさんがフィリピンのセブ島に
 あるモアルボアルと言う村で、ダイビングをしていた時のことですが
 、村の共同水場のすぐ横に、皮をはがれたワンワン君、Sさんはジョン
 と命名。。。。がいました。それも頭だけで。。。。それから犬は、、、、
 ちょっと敬遠しております。

 ちなみにこの村でダイビングをしていた時のことですが、ダイビングで、
 シンガポール人2名がお亡くなりになりました。予想される原因は、酸
 素酔い(水中下では酸素に酔いやすく、アルコールを飲んだようになる
 ときがある、ただし、ボンベに入っているのは、圧搾空気で酸素だけで
 はありません)

 2名がダイビングに行ってから3時間経過しても帰ってこないため捜索、
 結果50メーターの棚下で2名を発見。。空気はだいぶ残っていた。

 その時Sさんはセブ島のセブシティーでお買い物に行っていたため立
 ち会いませんでしたが、死体を浮上させていくたびに、鼻、目、口、耳
 から血が湧き出てきたとのことでした。

 幸い?短時間で発見されましたので、体からはウナギも穴子。。。。
 ちょっと不謹慎でした。すいません(でも実話)
  
      つづく。