イスラム教の2台祭りにラマダン(断食)の祭りと、犠牲祭が御座
います。 Sさん犠牲祭に参加してきました。
タイの宗教分布(かなり大まかにですが)は仏教徒80%、キリス
ト教8%、イスラム教8%、その他4%のに区分けする事ができます。
それでは、タイ・イスラム犠牲祭りのご紹介です。
朝:08:45から集団ラマート(お祈り)をスラオ(日本語ではモスク)
で行った後、犠牲祭りは、午後11時から始まりました。
犠牲祭りの名前の通り、生け贄を捧げ、人々に振り舞う祭りです。
今回の生け贄は、『牛』雄牛で御座いました。
【犠牲祭の準備】
準備する物、大鍋(煮て食べるため)、包丁(刃渡り30センチほど)、
香水(牛にまくため) ヒモ(牛を縛るため)
『牛の生け贄の仕方』
1)檻から牛を連れてくる(茶色の雄牛)
2)引倒して、地面に寝かす。
3)足を縛る。
4)お祈りを唱え、香水を牛にまく。
5)包丁でノドの動脈を切る。
6)アゴの後ろまで切り裂く。
7)見事ご昇天し、神に捧げられました。
以外と儀式はと、簡単なものでした。
こんな牛の茶色版
『ちょっとコーヒーブレイク』
牛のノドを切る瞬間、動脈から血がピューッッ、、、。ドバーッッッッ。
と言うイメージでしたが、サムライ映画の様に動脈を切られても血
は30センチほどしか吹き上がらなかった。
それもジョロジョロジョロドクドクドクジョロって言う感じ。
黒沢映画やキルビルのイメージだったが全く違っていたのは驚き。
驚きの第2段、動脈切られてから、約5分間ほど牛が『ボーボー』と
泣き続けた事。
牛は『モーモーと鳴くと思っていたが』、『ボーボーと泣いた』
それから絶命かと思ったら約7分後(時計は見ませんでしたが)牛
が立ち上がろうと暴れ、足をバタバタ、その拍子に、切られたノドを
支点に首が後ろに約直角に折れ絶命に至った。以外とかわいそう
だとか、気持ち悪いとかの感情は沸き上がらなかった代わりに、
生命の呆気なさを感じたSさんでした。
Sさんは、ここまでしか立ち会いませんでしたが、その牛は韓国焼
き肉として村の人に振る舞われたと言うことです。
その翌々週には『バンコクで、チョークチャイ・ステーキ』と言うチャー
ン店でステーキを食べるSさんでした。もちろんタイビーフ(US物は
注文しなかったのはBSE対策)
Sさんよりのリポートでした。
いらっしゃいませタイランド
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