タイの文化(出向者のビザ更新制度改正)のお話 2004年7月吉日 |
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【タイに出向している諸外国人のビザ更新のための最低所得】 お久しぶりです、Sさんです。今回はタイで働く外国人の最低所 得が改正されたお話です。 2004年7月10日から、「日本人がビザを更新するためには税 込みで月60,000バーツ(約18万円)以上での給与所得を受 けていなければならない」と改正されました。 これまでの、日本人向けのビザ更新(外国人の滞在許可に関す る条件では、月40,000バーツ(約12万円)でしたので、50% アップとなります。 今までタイ国内での現地採用日本人は4万バーツの所得が一般 的でしたので、企業としては何らかの手だてが必要になります。 Sさんの知っている会社での対応法として、総支給を6万バーツ として、所得税を納めるが、本人へは4万バーツ時での手取りし か支給しないと言うセコイ会社もございます。 ちなみに、日本人以外の外国人に対する最低所得も規定されま したので、ご紹介致します。 1)外国人のビジネスビザ更新に関する所得。 ・日本、アメリカ、カナダ =月60,000バーツ ・EU諸国、オーストラリア =月50,000バーツ ・韓国、台湾、香港、英国、シンガポール、マレーシア =月45,000バーツ ・インド、中近東諸国、中国、インドネシア、フィリピン =月35,000バーツ ・ミヤンマ、ラオス、ベトナム、カンボジア、アフリカ諸国 =月25,000バーツ ・その他諸国 =月20,000バーツ 2)タイ国籍または永住者を扶養する外国人は、その預金口座 に40万バーツ(120万円)以上の預金を有しているか、月4万 バーツ以上の所得があること。 また、外国籍の扶養者を有するその預金口座に40万バーツ (120万円)以上の預金を有しているか、月4万バーツ以上の 所得があること。 今回はここまで。 いらっしゃいませタイランド |
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