中国地方的食文化のお話 http://www.kohbyo.co.jp/ 2004年11月吉日 |
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【中国の日本食】 まいどSさんでございます。中国語へ出張に行ってきました。 まず口にした物は何故か日本食。 中国の日本食事情は取ってもお得、タイより数段食べ得、 飲み得天国になっています。 Sさんが出張へ行った先は、上海より約180キロ内陸へ向か った無錫(ムシャク)太湖で有名な場所で御座います。 この無錫に無錫新区と言う国立系の工業団地が御座いまして、 Sさんのタイ工場とは兄弟外社になっております。 さて、この無錫新区には約2000人の日本人がお仕事をして いらっしゃるとのことで、ここ無錫では日本料理屋さんが多く 大変繁盛もしております。特筆すべきサービスは各日本料理 屋さんで112〜120元(1200円から1500円)程度で、 『食べ放題、飲み放題』のサービスをしております。 Sさんも日本料理店は2軒ほど回りましたが、味はなかなかの ものでした、おまけに飲み放題がスゴイ、生ビール、瓶ビール、 お酒、焼酎等のみ放題でございました。飲み助さんには天国 みたいな環境です。 タイではお酒類が高いのでとてもこの値段ではサービスでき ないのが現実なのですばらしい事だと思います。 中国に行った際には、『日本食の食べ放題、飲み放題』をお 試し願います。 【上海ガニ】 10月中旬から12月は上海ガニの有名な季節でございます。 上海ガニは淡水ガニで、ゆでた物を醤油より濃厚なタレに 付けて食べます。これがなかなか旨かった。(*^_^*) Sさんが食べた上海ガニは、甲良の大きさが握りこぶし大の メスガニでした。。。カニみそが濃厚で旨かった。 タイにもほぼ同じ大きさの海水ガニの『渡り蟹』も有名です、 こちらは茹でガニを魚醤にニンニクや唐辛子の刻み込んだ 物をタレとして食べますが、これはまた対照的に美味しい物 ですので、タイにいらっしゃった際にはお勧めの料理でござ います。 ![]() ![]() 足はちぎって、間接の両側を折って、肉をススッテ食べるが 地元風でございました。 さて、気になるお値段ですが、スーパーで1匹100円程度で 売ってましたが、空港では約300円でした。 Sさんが上海ガニを食べたところは、地元のレストランチェー ン店で、300名は入る大きなレストランでした。3名で上海ガニ を含めて3品頼んで、総額約1500円ぐらいでした。やっぱり 地元は安い様です。 【火鍋ヒナベ】 中国でチェーン店として全国展開をしてる料理に『火鍋』がござ います。中央にしきりをいれ2種類のスープで羊の肉と野菜を 煮て食べる火鍋、この度Sさん初めての経験で御座いましたが、 とっても口に合いました。 旨かった、体も温まります。肉以外では湯葉等の入れて食べる のですが、さすが鍋料理、世界どこで食べてもはずれが御座い ません。中国へ行った際にはお勧めの料理でございます。 元々この料理は、中国のモンゴル地方の料理だそうですが、 チェーン店化するほど大衆受けする料理で、Sさんも食べて見 て納得のお味でございました。最近では事前予約をしなければ 入店できないほどの繁盛を誇っております。 ![]() ![]() 鍋の左側が辛いスープ、右側が甘いスープで煮込みは好み にお任せです。 右のビールは中国で有名なチンタオビールですが、地元の方 はサントリービールを飲んでおりました。 お値段は、6名で食べてビール飲んで、老酒1本飲んで、お一 人様:約1200円取ってもお得な夕食でございました。 【中国料理】 中国で食べるあの回転テーブルで食べる本格中華よりも、 Sさんには地元料理の方が美味しく感じられました。 最後に、無錫は電柱の少ない(地下ケーブル)とっても都市区 画が整然とした町で御座いました。 中国に行く機会がございましたら、火鍋と上海ガニをお試し願 います。 中国もタイ経由でいらっしゃいませ |
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