【カンチャンブリのお寺に温泉】
Sさんはタイ西部のカンチャナブリ県へクワイリバーフェスティバ
ルを見るためにカンチャンブリを訪れました。
事前に、Sさんの弟君からカンチャナブリのお寺に温泉が出る情
報をいただいたためそのお寺を行くことに決めました。そのお寺は、
カンチャナブリの中心地から車で約20分のほどバンコク方面へ
戻った所にございました。
お寺の名前はワット・ワンカナイ・タイカラム(WAT WANGKANAI-
TAYIKA-RAM)。カンチャナブリの街からバンコクに10キロほど行
った、ワンカナイ行政区タームアン郡国道323号線の旧道沿いで、
かなり大きなお寺なので走ればすぐにわかります、
また、行く道々に『ワット・ナムレー』鉱泉寺(たぶんニックネーム)
の看板がついておりましたので、非常に分かり易かった。
(電話034-611-022)
国道から門を入ってみると、正面が本堂になっており、左側に目
的の温泉があります。
入浴料はお賽銭箱へお金を入れると、20分待ってくださいと言
われ、浴槽にお湯を入れ始めました。入浴は水着を付けて入っ
ても良し、無い人には、ピニールに入った、腰巻き?
(タイ人が入浴時に付ける布)を貸していただけます。お湯は毎回
入れ替えます。
Sさんは20バーツ支払って入浴、お湯は10分程で貯まりました。
おまけにペットボトルの水(5バーツ=15円)が無料で付いてき
ます、浴槽にはお湯をかけるタライまで装備。
豪華です。(Sさんもう少しお賽銭をはずんでも良かった。。(-_-;)
浴槽は、コンクリート製の丸形(座って入る五右衛門風呂に似て
いる)と寝て入る浴槽があり、Sさんはゆったり浸かれる寝て入る
浴槽タイプを選びました。この浴槽、そこが波形にデザインされて
おり、腰、ヒザ裏に合わせウネリが入っております。
浴槽はドラム缶タイプ(左)と、寝て入るタイプ(右)の2種類か
ら選べます。
浴槽は縦横タイプ合わせて全部で30個ほどございました。
お風呂の建物外観と入浴風景、お風呂に入っているタイ人の
方々は美男子揃いでしたが、悪用防止のためちょっと加工さ
せていただきしました。
お風呂は、建物から見て右側が女風呂、左側が男風呂で、
すこし伸び上がると女湯が丸見えでしたが、入っていたのは
オバ様、オバーチャマ達だけ、もちろん体に布を巻いておりま
した。
Sさん目は、オバ様達と目が合っちゃいまして、思わず目をそ
らしてしまいました、恐るべきタイ人のオバ様の眼力。。。
入浴前ですが、入浴の効能に付いて、日本の新聞?雑誌?
に掲載された事があるらしく、その記事をパウチした物を持っ
てきて見せてくれました、もちろん外人用には英語の効能書き
も準備されてございました。
入浴時間は20分を越えないこと、休憩を入れながら複数回の
入浴が良いと書いてございました。
お風呂場には、ふざけないこと、石鹸やシャンプーの使用禁
止の看板がありました。
また、お風呂の建物の外には『エイズの人は、他の人へ影響
を考えて入浴禁止』と看板が立っておりました(お風呂で伝染
は無いのですが。。。)
バンコク週報(タイの日本語新聞)には
『タイの資源省が1997年にこの温泉について調査した結果に
よると、地下には豊富な温泉水が埋蔵されているようで、42℃
の泉源だということがわかったという。日本では大した温度で
はないが、タイではこの温度でも『熱い』部類に入る。ちなみに
温泉の水をなめてみたが、鉱泉なのだろうか、甘い感じがした。
この味はタイ人にはぴったりだ!?』との記事もありました。
Sさんがこのお寺へ行った時には、他の外人さんは見ません
でしたが、お風呂の受付のオジサンは片言の英語を話します
ので、外人の観光客も多いのだと思われます。
【ちょっとコーヒーブレイク】
Sさんと一緒にお寺の温泉へ行った方で、温泉に入った後で
『ビールが飲みたい、ビール』とお寺の売店へ駆け込んだ、
よその会社の社長様がいらっしゃいましたが、『ビール無かった』
とお嘆ぎになっておりました。(お寺にビールが売っているハズ
無いでしょうに)
Sさんは思った『お寺でビールを売る様になったら、宗教もお
終い。』タイの仏教はまだまだがんばっております。
カンチャナブリへ入った際には、お寺の温泉にもお立ち寄り願
います。
いらっしゃいませタイランド
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