タイの文化(コメディアン)のお話 http://www.kohbyo.co.jp/ 2004年12月吉日 |
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【タイでは漫才が流行っています】 タイのテレビドラマ、映画、クイズ番組等には、必ず漫才氏の方が 出演されており、漫才師やコメディアンタイ国内では、非常愛され ている職業と言えます。 *コメディアン=タイ語で『ナック・タロック』おもしろい人の意味と 言います。 日本の場合、漫才師と言うと、2名のコンビ、多くても3−4名です が、タイでは8名−10名も珍しくありません。 また、タイではダウン・シンドローム(ダウン症)や小人症等の体に 傷害がある方、容姿が普通の人と違う方も、特別に差別無く出演 おり、有名人として受け入れられております。 タイ社会的には差別もありますが、日本よりはあるがままの姿を 受け入れる間口が広い様です、 テレビや映画に身体障害者を出演させない日本とは大違いで、 人に関する考えた方は、アメリカ近いのかもしれません。。。。 とは言っても、タイでも、障害者の方は日本以上に『仕事の場』は 無い状況(ほとんど皆無に近い状態です)にあります。先進国でも、 障害者の雇用が難しい現状で、発展途上国では、それ以上に厳 しいのは当たり前かもしれません。 この状況の中で、人気漫才師の『サーヤンさん』と言う方は、ダウ ン症患者で、タイの同患者にとっては希望の光となっている人です。 応援してあげてください。 最近の映画出演では、サヤーンさんがタクシンの息子らしき人物 を演じたパロディ映画「オークアーク」がありましたが、タクシン首 相の圧力からか上映期間が非常に短かったのが記憶にあります。 (DVDは発売中)下の写真は、オークアークの映画のポスターから。 ![]() こちらは本物のタクシン首相(とっても似てますね) テレビ以外にも、多くの演芸場(タイの場合は、『カフェー』と 言い飲食しながら漫才が見れます)があり、夜には大盛況を 呈しておりますので、タイにいらっしゃった際には、言葉は分 からなくてもタイのテレビ等で漫才番組、バラエティ番組をご 観覧に成ることをお勧め申し上げます。 体を使ったお笑いは世界共通でございますので楽しめること と思います。 もう師走に入りました、来年に向けて弱者にも 優しい社会を作って行ける様に一緒に心がけて行きましょう。 最近、Sさんは乞食さんや、身体障害者の花売りさんに対し て率先してと迄は言いませんが、昔よりお布施や購入頻度 が多くなってまいりました、歳取って生きる大変さが分かって きたこの頃です。 【ちょっと悲しいお知らせ:小人症のコメディアンが死亡】 小人症を武器にした個性派人気コメディアン『ジョー・モクショク』 さん(37歳)が10月26日明け方にアユタヤ・ラチャタニ病院で 死亡しました。 ジョーさんが所属するコメディアン・グループ『ルアフア・モクジョク』 がBKKの公演後、ランパン(タイ北部)に向け車で移動を開始、 アユタヤ県に入った所で5台のバイクに乗った暴走族グルー プからコンクリート塊を投げつけられ同氏が重症、緊急手術を 受けたが死亡した。 ジョーさんは、1年半前に結婚、1歳の娘がいた。 犯人は、アユタヤの暴走族『サバーイ・ハート』に所属するソム サック16歳。ジョーさんは、Sさんもテレビ等で見たことがあり ますが、声も子ども様に甲高い声で、コメディアンとして大活躍 しておりました。(小さい頃は、お寺に預けられ育ったと聞いて います) タイでも数少ない身体障害者のスターにご冥福を祈ります。 【質問コーナー】 「オークアーク」ってどういう意味? どういう内容??? Sさん映画観ていないので。。。 内容は今のタイ政府をちょっとからかっている……程度しかわ かりませんが、タイトルは 『オークアーク』口語訛りみたいです から、≒「オエッ、ゲローッ」。 かなりお上品なタイトルのようです。また、タクシン首相の息子 の名前が「オーク」ですので、それにもヒッカケております。 いらっしゃいませタイランド |