タイの文化(社員旅行)のお話(その1) 2005年3月吉日 |
||
【Sさんの会社の3大イベント:社員旅行から】 Sさんの会社では、年末パーティ、運動会、そしてバスツアーが 会社の3大イベントになっております。 日本では、社員旅行を取りやめる会社もありますが、発展途上 の国では会社の福利厚生イベント以外に旅行したこと事が無い 何て社員も珍しく無いのです。 それでは、コービョーのバスツアー出発進行です。 日頃の憂さを忘れてバスツアー。。。でもSさんは疲れが貯まり、 お財布が軽くなったバスツアーでした。 今年のバスツアーは、ラヨーン県へのバスツアーでした、いつも と変わった事は、全員参加色を強くした事で、妊婦さんを除いて 理由無く参加しなかった社員は、旅費を給与から天引きする事を 今回盛り込んだ結果社員の約95%(116名)が参加となり大い に盛り上がりました。 (チャーターしたバス) (シラチャータイガーズー) それでは一泊二日のバスツアーをご紹介です。 1日目:7時会社集合−シラチャータイガーズー見学(昼食)− ラヨーンへ移動(浜遊び)−夕食+ディスコ 2日目:10時半発−お土産屋−ラヨーン水族館−帰社。 ラヨーン県は、Sさんの会社のあるお隣の県で、車で約2時間の距 離にあります。近いので疲れも残らずお手軽旅行と思っていたの が間違いでした。。。 出発と同時?出発以前から社員一同バスの中で ドンチャン騒ぎ+ビール、お酒。。。。お酒を飲むのでトイレも近く。。。 トイレはガソリンスタンドで、タイのガソリンスタンドにはセブンイレ ブン等のお店が併設されているので、トイレ休憩の度にビールと おつまみをせびらせ、バス3台に分乗した各日本人は、社員の 日頃の鬱憤晴らしにビールをセッセと買うのでした。 【ちょっとコーヒーブレイク】 酔っぱらったタイ人は大変危険ですのでご注意願います。滅多 に自分のお金でお酒を飲まないタイ人の方は、会社のイベント の度に飲み付けないお酒を雰囲気で飲み、リミットを知らずにあ るだけ飲んじゃう方が大勢居るのです。 気が付いた時には、バスの中、ガソリンスタンドでカエルに変身。。。 魔法が切れて本当の自分に戻る、おとぎ話のワンシーンの再現 です。 Sさんは思った、ビールダイエット法の勧め。。。(止めましょう 危険です) この時に気を気を付けなければ行けないことは、余り観察に集中 して感情移入しないことです。 危うくもらいゲロをしそうになるからでございます。Sさんも2回ほど 酸っぱい物がこみ上げて来ました。酔っている社員を見ても可愛 そうと思っては行けません、吐くだけ吐いたら、また『ビールが欲 しい、おつまみだぁ』とゾンビの様に復活して言い寄って来ます。 普段は自分のお金で飲むビールも日本人が奢ってくれると分かる と美味しいらしく、いきなり気が大きくなり。。。。 酔っぱらったタイ人には『遠慮の文字』はもちろん無くなる事は当 然の事です。 タイでバスツアーに行く時には、少し多めのお金をお財布に入れ て行きましょう。(*^_^*) 散財が気になる方は、人事にコンビニの付いていないガソリンスタ ンドへ停まる様に指示が必要です。 Sさんも来年はそう指示しようと思っております。買わされたビール は2日間で90本は軽く越えました。 そしてお財布もとっても軽くなりました。ビールが嫌いなSさんはタダ 消耗戦の二日間でございました(>_<) シラチャータイガーズ名物、サソリ女王。と、虎の皮をかぶった子豚。 【そしてまたバスツアーのお話】 忘れて行けないことは、今回人事が強硬にツアコンを導入した事、 いつもはバスの中、宿で飲むだけ飲んで吐くだけ吐いてまとまりが 無い状況もあったのですが、各バスにツアコンが分乗してゲーム、 食事の準備、ビーチでゲームとなかなかの活躍を見せました。タイ 人でもここまで気遣いができる人がいるのかと感心したものです。 それではシラチャータイガーズーの写真をアップデートしましたので ご紹介です。 虎のお乳を飲む子豚と、豚の乳を飲む虎と豚。要はこのお陰で森の 動物ではなく、家畜扱いとなり、それなりの売買が秘密裏に行われ ているとかいないとか。(漢方薬、食用等々) ワニの学校と、ワニは数100匹います。 豚のショーと虎、虎も4−50匹は居ます。 このシラチャータイガーズは、私営動物園のため、 虎を中国人へ食べるために売ったとか。。。 洪水に合った時にワニが逃げ出したとか、 昨年は虎とワニが鳥インフルエンザにかかり休園したとか、 とかく話題性のある動物園です。私営の経営も大変な様 でございます。 【タイ名物自動車事故】 シラチャータイガーズーを後にして、車で20分ほど走ると渋滞、 その原因は、トレーラーの横転でした。 タイでは日常茶飯事に見られる光景です。タイにいらっしゃる ときにはもらい事故もご注意を。 それではバスツアー第1部はこの辺で。。。 いらっしゃいませタイランド。 つづく。 |
||