【極貧と呼ばれるブリラム県へ行って来ました】
タイの名跡シリーズです、ピマイ遺跡(ナコンラチャシマ県)、ア
ユタヤ遺跡(アユタヤ県)そして今回はブリラム県のパノムルン
遺跡のご紹介です。パノムルン遺跡は、ピマイ遺跡と同じく
カンボジアのアンコールワットのモデルになったクメール遺跡と
して有名でございます。
【ブリラム県のご紹介】
ブリラム県は、タイの東北部に位置し、BKKから約400キロ地
点にございます。この県は、タイの中でも極貧県(ブリラム県、
サッケオ県)として有名で、特別な産業も無く農村を営む貧乏な
県です。
よって、戦後ではパタヤ方面へ夜働く出稼ぎ女性(約40%は同
県出身)の供給地として有名になり、かつ美人が多いと言うことで
も有名な県でございます。
Sさんがブリラムを訪れたのは4月上旬でした、国道を離れて県
道に入ると、道ばたに水牛、牛の放し飼いが目立つのどかな田
園風景がつづく田舎を感じさせる県でございました。
【ちょっとコーヒーブレイク】
ちょっと話がそれますが、この放し飼いの牛は、しょっちゅう道路
横断をするので、危ない。。牛にはウインカーが付いてないので
どっちに曲がるか分からないし。。。手も挙げません。
ブリラム方面で運転する時には気を付けましょう。
ちなみに、タイでは象が道を歩く時にはテールランプを付けてい
ますので、安心感があります。
【またブリラムのお話】
Sさんが泊まったホテルは、ブリラム県庁舎から400M程離れた
ホテルでしたが、正面のビルがホテル裏側の平屋ホテルがモーテ
ル式(車で入れる連れ込み宿タイプ)もちろんSさんは、値段の安い
平屋タイプへ朝食付き400バーツ(1200円)で宿泊です。
エアコンはあるし、TV付き、お湯のシャワーも出る、15畳はある
立派な宿でした。欠点は窓が正面に無いので暗かったこと。
ぐらいでした。
また、県庁舎から300メートル離れた所に廃業したホテルがあり、
この県の観光客、商用が少ないことが良く分かる廃墟?モニュメント?
になっていました。
左は潰れたホテル、右はそこから300メートル離れた県庁前の
モニュメント。
この廃墟ホテル(よく見るとガラスが入っていないですね)、
その昔Sさんの友人が泊まった事があるそうで、
「部屋からは駅を見下ろすこともできる、品川プリンスホテルの
ような趣だ」と言っておりましたが、現在は当時の栄華を感じさせ
るものはございませんでした。ブリラム県は確かに貧しい県の
様でございます。
【パノムルン遺跡】
パノムルン遺跡は、ブリラムの中心から車で約小一時間離れた小
高い山の上にありました。
後で調べてみると、242メールの死火山の上にあり、永らく放置さ
れていたが1988年に修復されたと、ありました。パノムルン遺跡は、
アンコールワットとほぼ同時期の建設だそうです。
階段を上ると荒れた岩がゴロゴロする場所を過ぎると、石積みの
回廊が160メータ続き、その先が階段、で階段の上に神殿があっ
た。規模的にはピマイ遺跡とほぼ同じだが、山の上にあることで
遙かに大きく感じさせる遺跡であった。入場料は40バーツ(120円)
と、Sさんが今まで訪れた名所に比較して、値ごろ感があった。
チケットのもぎりは、軍人が数人で対応していたので、ちょっと緊張
感がありました。
ちょうどSさんがここを訪れた日は、偶然にも、パノムルン遺跡の
正面から裏口まで、太陽の光が通ると言う特別な祭りの日であり、
出店、デコレーションが目に付いた。遺跡の手前には無料博物
館もあります。
左が神殿入り口で、右が出口、この間に太陽光が通るそうな。
神殿のご神体は牛でした。(神様と会話する少年)、
オットこんな所に○○さんが。。冗談です。
祭り飾りの人形と、遺跡の上からの景色です。
絵はがき見ないな遺跡ですね。
Sさんが遺跡の中で気に入ったレリーフを2点ご紹介です。
それでは、皆様さようなら。
いらっしゃいませ、タイランド。隠れた遺跡も待っております。
最後に、この県で美しい女性は見かけませんでした。。みんな出
稼ぎに行ってしまったのか?
と、言うのは冗談で、本当は夜疲れ切って眠ってしまいまして、
ブリラムの夜を知らないSさんでございました。
それでは、サワッディークラップ。
いらっしゃいませタイランド
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