タイの観光スポット(シンブリ)のお話

                             2005年8月吉日 
【ライオンの街シンブリ】
 タイの国歌は、朝8時、夕方6時にテレビ、ラジオ等で流れくるので、
 時計代わりになりますので外国人にとっても便利なものです。

 さて、シンブリ県のシン=ライオン、シンガポールのシンもライオン
 から来ています、
 しかしタイにもシンガポールにもはライオンは生息存在してません。
 タイ人にとってはライオンは知識上で知っている動物なのです。

 試しにタイ人に「怖い、強いと思われる動物は何ですか?」質問す
 ると 「スア=虎、ジョラケー=ワニ、熊=ミー」等の生活に身近な
 動物の答えが返ってきます。

 虎を始めこれらの動物はタイに住んでいますので、ライオンより怖
 い存在なのでしょう。 これが日本ならライオンとなるのですが。。

 さて、シンブリのお話、Sさんの弟さんから、タイ国歌が流れるときに、
 テレビ画像で放映されるモニュメントの県に行って来ましたとの報告
 がございました。(シンブリ県はバンコクから車で北に向かい2時間
 アユタヤ県のおとなりです)

 受け取った写真を見ると、国歌が流れる時に放送されるアヌサワ
 リー(記念碑)でした。このアヌサワリーは、アヌサワリー・バーンラ
 ジャンと言ってバーンラジャン村から命名されたモニュメントです。

 その昔、ラマ5世時代(17世紀)にビルマ(現在のミヤンマー)軍が
 攻めてきた時に、バーンラジャン村民9名が勇敢に戦った事を記念し
 て作られた物です。像の中には水牛もいれば銃を持った人もいるので、
 17世紀の武装村だったのでしょうか。この戦いの結果ですが、結局
 8回にも渡るビルマ軍の侵攻により、守っていた砦は陥落したそうです。
 ライオンの名前が付いているので勇敢な村だったのでしょうが。。。
 残念。

 よーく見てください、水牛(クワーイ)が居ます。乗っている方は斧を持っ
 ていて怖そうです。
 
 上記の記念碑は、このバーンラジャン村の愛国心をたたえて1976年
 に現在のプミポン国王の指示で設置されたそうです。だから国歌のシー
 ンに良く出てくるのです。

 お話変わりますが、Sさんの住んでいるチョンブリ県は、「ケン・クワー
 イ=水牛競争大会」がある県で有名でもあります。

【タイ有名寺巡礼:その68寺】
 シンブリ県のお寺:ワット・プラノーンチャックシー(ワットはお寺)街から
 南方へ約4km、
 このお寺は全長47.4mの寝釈迦像(スコータイ様式と言うそうな)が
 安置されている有名とのこと。
 


 確かにでかい、仏像ですね。

【ちょっとコーヒーブレイク】

 怖いお話第2段です。

 日本では怖いものを指す諺(ことわざ)に 「地震、雷、火事、親父」
 がありますが、
 タイでは、怖い(信用できないので)もの代表として「巨象、コブラ、
 古い召使、妻」と言うのがあり、歌にも成っているそうです。

 象さん=暴れると意志の疎通が出来ないので怖い
 コブラ=噛まれると死ぬから怖ろしい。
 古い召使い=色々な秘密を知っていそうで、立場が変わると信頼
 できない。 奥さん=これは、、、どこのお国でも。。。。。。

 タイでの笑い話に、
 「旦那さんの浮気に耐えかね逆上した奥さんが旦那さんの男根を
 切り取って、飼っているアヒルに食べさせてしまった」と言うお話が
 あるぐらいです。

 タイで奥さんがアヒルを飼い始めたら、お心当たりのある方は要注
 意かもしれません。
 
 
 いらっしゃいませタイランド。