タイの観光スポット(5トンの黄金仏)のお話

                                         2005年9月吉日 
【歴史もある黄金仏】
 Sさんの弟、投稿タイの有名寺シリーズそのC 

 場所は、バンコクの中華街:フアランポーン駅(バンコク中央駅)近く
 のワットトライミット(トライミット寺)。

 この仏様、ほぼ純金。。。原材料の金のお値段だけで、約80億円と
 言うスーパーセレブ仏像。 加工代や歴史的プレミアム価格を考慮
 するといくらに成るのだろうか。。。。
 世界レベルで見ても最も高価な仏像の一つだと思います。ギネスに
 載っているのであろうか(?_?)まるごと HOW MACH...
 入場料金: 外人20バーツ、 タイ人 フリー(無料)

 由来等は御存知と思いますので省略。。。。。と言うのも何ですから、
 ご説明申し上げます。

【まずは、自己紹介】


 『仏像の名前』 スコータイ・トライミット仏(後から付けられた名前です)
 『体 重』    五トン
 『材 質』    黄金でトーン・ノッパクンというほぼ純金に近い金、原
           材料だけで80億円。
 『座 高』    4メートル
 『身 長』    もし立つことができたら7メートル。
 『誕生年日』  いまから700年以上前
 『年 齢』    御歳700歳以上
 『出生地』    スコータイ(タイ北部地域)
 ウーーン巨大ですね。手が人の頭よりデカイ。。

【黄金仏の由来】
 黄金で出来ている仏像としては、世界最大です。タイでスコータイが
 首都であった時代に建立されたスコータイ形式の仏像です。
 (のっぺり細く、女性的)
 材料は、タイ語で、トーン・ノッパクンと言われ、ほぼ純金出そうな。
 現在タイの金相場:15.16g=8900バーツ。これを5トン換算すると、
 バーツで、
  ・2,935,356,201バーツ
  ・7,925,461,741円、 となりほぼ80億円。。。。もちろん制作代
 金は含まず。。

 この仏像が作られたのは、700年以上前ですので、歴的資産価値も高
 い文化遺産です。(スコータイ朝は、タイで一番古い時代です)

 昔は、この黄金仏の上に漆喰(しっくい)が塗られた、漆喰仏だったそ
 うな。この時代、ビルマやラオスからの侵攻で、良く高価な仏像は持っ
 ていかれたそうな。(タイは昔から戦争が弱かった)

 クルンテープ時代(バンコク時代=現王朝)のラマ3世の頃(現在はラマ
 9世)にバンコクのチャイナタウン外れのヤナワー地区:チョータナータム
 寺に安置されていましたが、住職がいないお寺に成ってしまったため、
 現在のワット・トライミットに移すことになったそうです。

 この仏像が黄金仏であることが判明したのは、この引っ越し時(1955
 年)今から50年前に、移動中の仏像から漆喰が剥がれ、黄金仏像と
 初めて分かったのです。

 と、言うことで黄金仏判明したのは、戦後10年目。。。
 戦中だったら。。。危なかったかも知れない。

 お寺の中には、漆喰仏時代の写真も展示されております。
 キンキラキンの仏様ご見学にどうでしょうか。
 バンコク市内からなら、30分〜1時間の距離です。BTSで行くと渋滞無
 しです。

【ちょっと内輪話】
 Sさんが昔住んでいた中野区で台風での水没騒ぎがありました。Sさんが
 住んでいた所は、上高田と南台でした、名前からお分かりの通り、高台
 ですので水没対象地ではなっかた。。
 
 井荻在住の読者から
 東京レベルでいえば、Sさんの実家とご近所でしたね。学校で言えば今
 は無き第3学区、私が住んでいる井荻駅の周辺は確かに海抜が低くて
 、よく水が出ます。環8の井荻トンネルは車の墓場と化しました。
 (各テレビ局がその様を報道してすっかりトンネルも有名になりました)。

 私の実家は高台とはいえませんが、限りなく練馬区に近い台地の縁に
 あるので浸水は免れました。50年前、親が家を買うちょっと前まで井荻
 駅との間に汚物処理場(巨大な肥溜めです)があり、それで分譲価格が
 安めだったのが実家購入の決め手になったようです。西武線の貨物列
 車は肥を運んでいたんだ、と子供のときに聞かされた記憶があります。

 いっとき高田馬場にも住んでいたことがあるので、小滝橋周辺にも土地
 勘があります。あそこも本当に低い。派手に水没したのは杉並区の低海
 抜地域でしたが避難者数は中野区の方が多かったようです。

 懐かしい地名がいっぱいできてきました。井荻は、Sさんが住んでいた所
 から駅で4つ目。。 西武新宿線のお話です。それにしても40代半ばの
 Sさんにして、井荻に汚水処理場があったことを知りませんでした。

 もちろん西武線が肥を運んでイタなんて。。板と言えば、Sさんが子供
 の頃の西武線の床は板張りで隙間から線路が見えた事を覚えています。

【さらにちょっとコーヒーブレイク:もっと内輪のお話】
 Sさんの妹さまが、北区にアクセサリー中心のお店を開いたので、ご紹介。
 


 お店の名前は「おあき」です。お店のメール oaki@aaa.ne.jp 
 何でも開店した理由が、暇だったからだそうな。。。妹さま、2年前までの
 新宿での事業主から引退し、専門学校等へ通っていましたが、、また経
 営者の虫が騒いだ見たいです。

 何かの際に覗いてくださいませ。

 
 いらっしゃいませタイランド。