タイの文化(マングローブ)のお話
                                   2006年5月吉日 
【ちょっとコーヒーブレイク】 
 世の中誰にでも自慢できるものはあるもので、怪我自慢、
 事故自慢、手術の傷自慢と続きます。
 このたびSさんも体重以外に自慢?できる体験ができまし
 たので、お聞き下さいませ。

 Sさんの怪我自慢。。よくぎっくり腰の友人を見るとかわい
 そうと思いつつ、思わず笑みがこぼれたSさんでしたが、
 ついに私も腰の筋肉を裂断と言う大怪我を体験しました。

 場所は家の中、位置はちょうど腰と背骨の中間点。。。
 事故があった時は痛いと思いながらも、「まぁ寝たら直る
 だろう」翌日小用でベッドから起き様として、その異変に初
 めて気が付いた。。。

 痛いなんて物ではなく「(^_^;)キリを刺す痛み」なんとか家内
 に見守られベッドから起きるまでに1時間50分を要した。
 起き上がったSさん「日曜で良かった、月曜なら遅刻だった」
 と、なぜか会社の事を考えていた。
 
 トイレを終え朝、9時になるのを待って病院へ向かう、車に
 乗るのに20分、病院前で降りる時は15分
 「病院の前はちょっとした渋滞、私は重体(本当に重い体だ)」
 と思わず自分にギャグを飛ばす、私であった。
 (そんなことを思っている場合じゃ無いでしょ)、病院入り口
 での車椅子サービスを断り(座る方が痛い、、、)受付へ

 「初めてですか?どこが悪いのですのか?」かわいい受付
 の娘さんであったが、笑顔を出す余裕もない自分を反省。。。
 そのまま整形外科へ、、、体重:83キロ、心拍数:170ー
 140(いつもは140−80、痛みの性か?)
 立って診察待ちをするSさん、目立つので看護婦さんと会話

 「痛いの?座れないの?」

 「座る方が痛いです」との会話で

 看護婦のションプーさん「先に診察出来る様に連絡します
 ね」
 「この言葉だけでこの病院に五つ☆を上げたくなった」が、
 しっかり順番通り待つSさん、カウンター前の「20分以上
 お待ちの方はお声を掛けて下さい」の貼り紙を見ながら
 30分は待った。
 
 先生「座れます?」「座れないです」、、「ここ?」触診されて、
 痛み呻く。。まず「レントゲンを撮ってからもう一度もどっと来て」。。
 X線室へ「横になって下さい」「立ったままで撮影できますか?
 寝れません」「直ぐセットしますのでお待ち下さい」
 「やっぱり市立病院は対応が◎」ちょっと評価が上がる。

 また先生の所へ戻り「レントゲン写真を見ながら骨には異常
 が無いです、腰の筋肉が断裂してますね、全治1ヶ月」と診断。

 「入院しますか?」
 「いいえ帰ります」
 「入院した方がいいですよ」
 「いいえ帰ります」
 「それでは4階でリハビリ受けて下さい」
 「ゴルフはやらない方が良いですよ」「
 やれるわけ無いでしょ」と思いながらリハビリ室へ。

 痛みを堪えベッドに横になり、赤外線、ラジオ波、温湿布、
 電気治療と2時間弱のリハビリ血行が良くなった性か?
 前より痛む。 リハビリ室のスタッフが「入院すれば1日2
 回のリハビリですよ」と親切に言ってくれたがこの痛み思
 えばと、帰宅したのがまずかった。。

【ちょっとコーヒーブレイク】
 リハビリテーション、、、日本では怪我した人が社会復帰
 するための運動療法の意味で使われる。。
 ところがこの語源、、
 確かに社会復帰ではあるが、イギリスでリハビリテーション
 と言うと、刑務所に入った人が社会更正(復帰)する事を
 指すそうな。
 「今リハビリ中なんて言ったら、相手は怖がって逃げていく
 かも。。」
 言葉は生きている?和製英語?か知りませんが、やっぱり
 日本は英語圏では無いようです。

 タイ語では、「ガンヤパープ・バンバッ」滅多に使い言葉で
 は無いですがご参考まで。

【お話戻って】
 帰宅後、痛みに絶え絶えになり横になるSさんであったが、
 寝返りも打てない、他人の援助を受けて体を動かす事も
 出来ない(返って痛いので)、もちろん、私の84キロの体
 重を支えられる人はいない、Sさんの家内は45キロ。。

 「入院すれば良かった、明日は電動ベッドを買おう」と本気
 で考えながら、2時間置きに起きるSさんであった。

 寝返りが打てないと熟睡も出来ないなんて、新知識を体験。。
 (こんな体験しなくても良い)と思いながら、体の不思議を
 理解したことを喜ぶSさんであった、(40の手習い?ちょっ
 と違うぞ?)と考えながら幸せの瞬間。。。

 その頃、日本の本社では「Sが肥り過ぎが原因で腰の骨を
 折った」と言う噂が流れていた(^_^;)(>_<)。
 医者からは、全治1ヶ月、最低1−2週間の休養を言われ
 たが、3日目には、体を引きずるように会社へ。。
 「休んでいい?」「ダメです、○○計算のチェックが終わった
 ら帰って良いです」「厳しい部下を持ったもんだ」と。。。

 現在、1.5ヶ月経過。。完治(^_^)v、事故気を付けましょう
 ね。家の中にも手すりを付けましょうね。
 痛みだけは本人持ちです、、健康が一番と再認識するSさ
 んでございました。ここ1ヶ月で、バリヤフリーの大切さや、
 身体障害者の体験を思う存分したSさん、これで老後への
 備えは完璧です、心の準備ができました。

【ちょっとコーヒーブレイク】
 夕方食べた食堂の料理が悪かったのか?少しお腹が緩く
 感じるSさん。。。お話変わって。。。

 先日、家族でチャンタブリのマングローブ植樹プロジェクト
 地を見学してきました。何年前か忘れましたが、実は我が
 社KOHBYOも植林しに行ったのです(嫌がる人事STAFF
 を行かせた覚えがある)

 水族館前のチャンタブリの海            水族館

 

 マングローブの植林プロジェクトは、王様のプロジェクトであったよう
 に思う、マングローブの植樹地は、海面から1.5mほど上に木で
 遊歩道を造ってあり、散歩コースにもなっている。

 その近くには小さな無料水族館もあり、タイの人の気軽な見学地に
 なっている。両方とも無料ですので、一度お時間のある方にはお勧
 めです、ただしバンコクからの車の移動ですと片道5時間近く掛かり
 ます。

 マングローブ植林地(無料)、右は新規に植えたマングローブ
 (きっとこの中に、入ってますKOHBYO)

 

 マングローブは確かに海に強かった。。              
 初登場、Sさんの家内の後ろ姿

 

 かわいいタイ人の子供をパチリ
 
 いらっしゃいませタイランド。