世界の文化(ベトナムの風習)のお話 2006年9月吉日 |
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【ちょっと寄稿文から】
Sさんの知り合いからの寄稿文、ベトナム編のご紹介です。 S君先日の夜ははるばるバンコクまで出てきてくれて、どうもありが とうございます。しかもマニアックな待ち合わせ場所で時間を使わ せてしまい、申し訳ありません。時間があまりなくてどたばたとした 夕食になってしまいましたが、あの店の料理、結構おいしかった様 な気がします。今回はタイ滞在中のほとんどをルーイ県の農村で 過ごしたため、ちゃんとした(?)タイ料理を食べたのは、あの夕食 くらいだったので、私としては味的にも満足してしまいました。 でも次回タイに行く時にはもうドンムアン空港を使うことはないので、 ドンムアン空港近くの穴場的店を覚えてもあまり使い道はないか も知れませんね。スワナプーム空港の近くには、もう何軒かはレス トランができているのでしょうか? S君の長男が作った針金細工の自転車を家族に見せたところ、 皆感心していました。キーホルダーになっていましたが、自転車の かたちだとポケットにはとても入れられないので、キーホルダーに しない方がいいのではないかというのが家人の感想です。 トゥクトゥクなら日本でも売れるのではないかと思いますが、まとま った数を売ろうと思うと、結構大変かも知れません。 トゥクトゥクと言えば、昨日多摩川沿いの山道を自転車で走ってい たら、何とタイのトゥクトゥクが反対車線を走って行きました。 思わず追いかけてどうやって日本まで持ってきて、日本の公道を 走ることができるようにしたのか、聞いてみようかと思いましたが、 自転車では追いつけそうになかったので、あきらめました。安く 日本に持って来られるのであれば、タイおたくとしては1台ぜひ欲 しいような気がします。冬は厳しいでしょうが、バイクに乗っている と思えば、がまんできなくもないでしょう。でもマフラーはちょっとい いのを使わないと近所から苦情が来てしまいそうですが、、、。 タイの前に行ったベトナムの写真を貼付します。今回はハノイから 車で4〜5時間行った山岳地帯の農村に行きました。 私の元教え子がJVCベトナムの代表をしているので、JVCがプロ ジェクトを行っている農村を訪問しました。1枚目は、棚田の写真。 2枚目は酒を飲むところです。タイにもこういうのがあるでしょう、 と言われましたが、こんなのないですよね。中央の瓶にトウモロコ シやらいろいろな雑穀、それに何種類かのハーブが入れてあり、 それを発酵させて酒にしているようです。味は甘酒とハーブティー を混ぜてそれを40度くらいのアルコール度にしたという感じです。 瓶に突き刺さっている葦のようなものをストローのようにして吸い ます。 ストローで吸うので、酔いが余計早く回る感じです。5〜6人で一緒 に吸い、瓶の中の水が減るとバケツの中の水を瓶に足します。 水を足してもなぜか味もアルコール度もあまり薄くなりません。 この地域の農民は本当に酒が好きで、朝食や昼食にも酒を飲み ますし、朝食と昼食、あるいは昼食と夕食の間にどこかに家を訪 ねても、必ず酒を勧められてしまいます。そういう時には写真にあ る瓶に葦のようなものを差して飲む酒ではなく、トウモロコシからだ け作った蒸留酒(タイのラオ・カオと同じような味です)を日本のお ちょこのようなのに入れて、ぐいぐいと飲み干すことが多いです。 酒はそれぞれの家で作っているので、家によって微妙に味が違っ ておもしろいですが、あまり酒が強くない私などは3軒目くらいから は味の違いなどわからなくなってしまいます。 昼間から酒を進めるのは、別に外国人にだけそうしているのではなく、 地元の人同士の間でもそうしているらしいです。開発担当の役人 やNGOのスタッフも、この地域で一軒一軒回る戸別調査行うのは 相当酒に強い人でないと大変だと言っていました。 ハノイから派遣されてきた役人の中には、酒を控えるようにしよう というキャンペーンをしようとした人もいたらしいのですが、効果は 全くなかったということです。私は最初の晩は少しセーブしたので すが、2日目は朝から酒を飲み続けたので、昼頃には田んぼの あぜ道を歩くのがかなりあぶない状態になってしまいました。 ベトナムにはSさん行ったことが無いので、行ってみたい。。。 この壺とストローで飲むお酒にも少し興味があります。 ストローが長すぎて、早く酔っぱらうこと間違いなし。。。40度のお 酒をストローで飲んだらむせないのか(^O^)(?_?) 世界には不思議が一杯です。 【ちょっとコーヒーブレイク】 今日は敬老の日です、昨日参加したコンペから。 「優勝おめでとう御座います、これで冥土の土産ができましたね」 歳取ったら人から敬われる人格者に成りたいとつくづく思った 一コマでした、でも敬老の日の一日前だったから、この20代の 若輩者を赦してあげましょうね。 いらっしゃいませタイランド。 |
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