タイの文化(島の裏方)のお話 2007年1月吉日 |
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【島の裏方】
南の島と言えば青い空と美しい海。。。しかしホテル立てるにも、 港の桟橋を造るのにも土木工事は欠かせません。 砂利取りするために島の山を削る訳にもいかず。。。(観光名所が 台無しになります) タイの島々の構築物工事はどうして居るのか?。その答えが見つ かりました。 砂利もコンプリートブロックも、クレーン付きのトラックも、専用フェリー で大丈夫。。 こんな専用船は、まず見る機会は無いのでさっそく写真を撮ってみました。 建設資材運搬船。。。貴重な裏方ですね 【ちょっとコーヒーブレイク:生八つ橋のルーツ】 タイにはチンチョックと呼ばれる、イモリがいます。バンコクのホテルでは 見ることは無いでしょうが、一般家庭には、必ずいます、家賃を払わない 代わりに、家の中の蚊や蛾と言った害虫を駆除してくれます。 しかしこの茶色、褐色系で体調10センチほどのチンチョック君、見てい てあまり気持ちの良い物ではありません、満腹時や他のチンチョックと の喧嘩に負けた個体が偶に天井から降ってくる事がありますので、ご注 意を。。ちなみに鳴き声も「チンチョック」です。 弘法や猿も何とか……、チンチョックも天井から落ちます。 バンコクは田舎と違って彼らの好物の羽虫が少ないせいか、自分の体 ほどもある蛾を追いかけ回したり、ときには仲間に飛びついたり(共食い? 交尾?)しているので、よく落ちるのかもしれません。Sさんも昔間借りし て住居は古い家屋だったので、チンチョックの密集度は高かったと思い ます。天井はペンキ塗りの木ですが、けっこうざらついていました。 最近のチンチョックは吸盤の使い方修業が足りないのかもしれません。 (同類種と思われるイモリ君、フィリピンにも一杯居ました) さて、このチンチョックの話題から。。 その昔、J・トンプスンの家に隣に住んでいたOさんから: 「シムトンプソン博物館の中の自分が住んでいた家で、天井に貼り付い ているチンチョックがよく足を滑らせて木の床に落ちてきました。 そのときのペタッという音、薄いクリーム色の皮膚から茶色い内蔵が透 けて見えるその胴体……、思い出したのは京都の生八つ橋です。 それ以来食べられなくなったかというとそうではなく、逆に無性に食べ たくなりました。私は生八つ橋だけでなく、瓦煎餅や味噌煎餅の類も、 パリパリのものより、噛むと歯形が残るぐらいフニャフニャに湿気ってし まったものの方が好き、ときています。」 世の中広い、、、チンチョックの透けたお腹や落ちた音から、生八つ橋 を食べたく成る方もそう多くは居ないとは思いますが、人の嗜好もそれ ぞれ。。。 その昔、関が原前後にアユタヤの日本村に連れられた京の和菓子職 人が。。。と、いうことになるんでしょうか。(新説:生八つ橋のルーツでした) チンチョック関連から雑学、10センチ大のイモリが「チンチョック」→30 センチ大のトカゲが「トッッケー」無き声もお察しの通り 「トッッケー」で精力剤にもなるとか → 1ー2メートルを超えるオオトカゲ 「ヒヤ」。。。鳴いて居るのを聞いたことがない。。 (取っても臭い(>_<)ゴルフ場で偶に見かけますがどう猛なので近づかな い事。。 タイでチンチョックを見かけたら、生八つ橋を思い出して下さいませ、 きっと日本との文化交流があったはずと。。。m(_ _)m 【ちょっとコーヒーブレイク】 タイも異常気象でしょうか、1月の乾期に土砂降りの雨が降りました、 通常は2月の後半か3月からの雨になるのですが。。。 さぁ、この洪水写真を見て、何か日本の食べ物を思い浮かべた方は、 Sさんまでご連絡をお待ち申し上げます。m(_ _)m 【最後にタイの受入れ体制グレードアップのお話】 タイ・イミグレーション(移民警察局)は22日、出入国管理業務に就く職員 の品行を改善する為に、挨拶を含めたトレーニングを行う事を明らかに しました。 「サワッディー・プロジェクト」と名付けられたこの計画は、空港利用客の いらっしゃいませタイランド。 |
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