タイの文化(第2回ボランティアデー)のお話           
 
      2009年3月吉日 
【ちょっと社会奉仕です】
 弊社、山本会長の発案で「生産調整日に社会奉仕をしよう」と、
 始まったボランティアデーも今回で第2回目、3月27日に実施。

 場所は、アマタナコン工業団地内にあるお寺「ワット・マープサー
 ンギヤウ」(前回は工業団地内の道路清掃活動)
 このお寺の名前の意味は?とスタッフに聞くと「(?_?)(^_^;)(-_-;)(>_<)
 (-_-)」でした。
 気温はたぶん朝8時半で34度ぐらい、まだまだ暑くなりそうです、
 天候は快晴。

 このお寺、元は湿地の真ん中にあるお寺だったのでしょうが、
 アマタナコン工業団地の度重なる拡張で廻りを全て工業団地に
 囲まれてしまったお寺です、タイの法律ではお寺の土地は売り買
 い対象外になるので、工業団地の真ん中にお寺だけが残った
 状態になってしまいました。

 お寺は、KOHBYOから車で約5分ほどに位置し、住職はたった
 一人のお寺+犬数十匹+鶏数十匹+猫数匹と動物の方が多い
 お寺であった。

  

 いざ出陣式です。後ろが本堂、これから約4時間のおお掃除
 の始まりです。  ヤリ持て〜!ならぬ、蜘蛛の巣取り
 (ヤリの使用方は下です) 

 

 2階の本堂には、何故か犬が、左の床に見える物は犬の糞、
 糞、糞、そして壁には鹿の角のトロフィーが、殺生禁止(?_?)
 (*_*)、そして犬。。

 

  こちらは建設中のお堂内部。

 

 途中集計のゴミ袋、これが最終的には44袋に。。。

 お寺の大きさ約200M×200M程の正方形、お寺の本堂
 内も含めて、お犬様と鶏の縄張りらしく、至る所に落とし物が。。。
 ポロポロと置いてあり、取っても臭〜い(タイ語でメン・マーク
 )のお寺でした。当初は2−3時間の掃除を計画して居ましたが、
 あまりの汚さ臭さで135名の参加者少し閉口しながらも、
 たっぷり4時間の奮闘(糞闘?)、大掃除となりました。

 

 犬の糞はあまりにも生々しいので鶏の糞を撮影。
 場所は鐘楼。

 

 そしてこちらが鐘、大きさは高さ60センチほど、つり部に
 ナーク(白ヘビの装飾が)

 

 快晴と言うより汗が止まらない暑さです。 直射日光で
 太陽ギラギラです。

 

 何となく気に入ったレリーフ

 

 こちらの金色の玉 ルーク・ニミット と言うそうな。

 

 ありがた〜い御玉らしい。 でも廻りは犬の糞でスエタ臭い
 がプ〜ンンンと漂っている。玉に付いているのは金箔です。

  

 

 こちらがシャワールーム

 

 こちらが住職、そばにはお付き犬が、背中には魔除け
 の入れ墨がありました。年齢は40歳ぐらい(?_?)

 

 本堂の屋根の上にも犬達が。。。            
 これが第2回目の収穫、大袋のゴミ袋に44袋のゴミ
 +糞(*^_^*)

 住職からはすごく感謝されました (掃除完了後のお寺
 の本堂には、住職に付き従った犬達がまた参上していたがぁ)
 これを見た社員達「もうこのお寺には来たく。。。。」     

 さぁ次回はどこでの奉仕活動かお楽しみに。 第3回へ 
 つづく

【ちょっとモーターショウ】
 タイモーターショウ、数をこなす度に規模縮小、展示販売会
 になってきているモーターショウに

 「もっとコンセプトカーを!」



 悲しいぐらい地味なモーターショウであった。      
 バイクのコンセプトカーは(E〜)かったが、
                                       
 「お姉さん邪魔だよ」と言いたかった。

【ちょっとコーヒーブレイク】
 Sさんは東京都中野区の出身で上高田小学校であった、
 私が中学校の頃、同じく区内で引っ越ししたため、妹の亜紀氏
 (仮称)は 上高田小学校+桃園小学校へ転校、そして弟の
 未知氏(仮称)は桃園小学校へ行った。

 以前Sさんの通学した上高田小学校には上高田少年少女合
 唱団というのあって「鉄腕アトム」の歌を唄っていたことをご紹
 介しましたが、 今回は亜紀氏、未知氏が通って居た桃園小
 学校の地名のいわれをご紹介です。

 徳川五代将軍綱吉は犬公方と呼ばれ「悪法:生類哀れみの令」
 で有名でした、綱吉が亡くなった後、飼われて居た犬や町犬?
 野犬の処理に困った、八代将軍吉宗(1716年に将軍になる)
 が東京都中野区に野犬収容所を作りました、その後、犬が居な
 くなった広大な跡地に桃の木を植えたそうで、そこから桃園の
 地名が残ったそうな。
 (何で犬が居なくなったのか?歴史書には記載され居ない(?_?)

 この吉宗の時代では江戸町奉行に抜擢された:大岡越前(忠相)
 が有名でもある。身近な処では吉宗将軍「目安箱」今の意見箱
 を作った事でも歴史に名を残した将軍でもあります。

 Sさんこの目安箱の条件の一つに氏名、住所を記載して個人的
 な問題では無く政策の改善改革を提案すると言う内容は今でも
 優れた法令で有ると思っている。
 確か黒沢監督映画「赤ひげ」は、この目安箱から設置された
 小石川療養所がモデルである。

 現在環境管理のISO14001認証の中に意見箱の設置があるが、
 記名は義務づけれていない、これは300年前の法令の方が優
 れていると言うことなのだろう。 ちょっと雑学でした。 

【1200円のオーダーズボン】
 第688話でご紹介した1200円(450バーツ)のオーダーズボン
 出来上がりました、現品の確認せずに家に持ってきたSさん取
 りあえず履いてみましたら、ウエスト=少し大きめ、太もも少し
 細め、裾=少し大きめ、お尻ポケット=ボタン忘れの4項目が
 欠点でした。

 しかし履けないわけではないし、太ももは痩せれば良いと価格
 からも納得、次回もきっとこのお店で作ると決めたSさんであった。
 注文から丁度1週間で出来上がります、受け取りに行った時も
 お客さんが4名採寸中と流行っている様です、少し長めの在タイ
 の方にはオーダーズボンお勧めです。


いらっしゃいませタイランド。