タイの文化(車に生花)のお話                        
 
      2009年9月吉日 

【ちょっとコーヒーブレイク】
 今日は股間が痛いSさんです、と言っても変な病気ではありま
 せん、久しぶりに中級者と一緒になっての乗馬の練習に、
 Sさんの股間節は悲鳴を上げ、筋肉痛になったのです。

 普段は教官からも相手にされずに1人で好きに乗っててEから
 ね〜、と、一人だらだら流して乗っているのでしたが、連日の雨で
 メインの乗馬場はぬかるみで閉鎖され、いつもSさんが乗ってい
 る障害物用の乗馬場に大挙子供達が流れ込んで来ての合同
 練習となったのでしたが、基本に忠実に1時間ほぼ休みも無く
 乗り続けるには中年の股関節の硬さでは無理ありと感じた朝
 乗馬でございました。

 *乗馬代は今年から値上げされ、昨年の1時間100バーツ
 から150バーツ(約420円)へ値上がりとなり、息子と娘の
 親子3人で合計1260円也。予約は前日に必要です。 

 おまけ編:グジョグジョの乗馬場、上級者で落馬している女性
 が居ましたが、ぬかるんでいて良かったと、乾いているととっ
 ても痛いんです!想像してみて下さい2.5メートルの高さか
 らの背負い投げ(>_<)

 お話戻ります、
 教官曰く 「毎日来れば股関節も痛くなくなるよ」と、 
 それもそうだが(平日に毎日行ったら首になりますよ)言い
 たかった。。。
 
 そこで思い出したこと、先週?先々週?松本清張短編集の
 読み直しで「妻が浮気をしているのでは?」と思った夫が、
 自分の出張日程を熟知している同僚を疑い、売春婦を買っ
 て淋病になったことを確認してから妻に移し、妻からその
 浮気をしている同僚が性病になったかどうかを確かめ様と
 する深遠な計画、、、題名は(-_-;)、Sさんは固有名詞を覚え
 ることが苦手な性格でm(_ _)m
 キーワードは「股間が痛い」です、探して読んでみて下さい。

 Sさん松本清張氏は再読したい作家ベスト10に入ると思い
 ます。(タイは本が日本の3倍と高いのでどうしても安い古本
 になり、一度読んだ本も、、、、理由の一つかも、ちなみに
 古本も日本に比べて高い、ブックオフのタイ進出を待ちわび
 ています。。。)

【ちょっとタイ文化】
 下の写真は、会社の社員送迎用のピックアップトラックの
 バンパー部分から。
 タイ人は非常に信心深く、祈りを捧げた生花を車に付ける
 習慣があります、通常はジャスミンの花輪をバックミラー部
 (車内)に付けるのが一般的ですが、写真の様にランの生花
 をバンパー部に付ける少数派も。



 新郎新婦が乗る車にこの様な生花を付ける場合もございます。
 夕方の送迎便でしたので写真が暗くてすいませんm(_ _)m

 ちょっとタイ語教室
 ・花=ドーク・マーイ
 ・新鮮=ソッ
 ・新鮮な花=ドーク・マーイ・ソッ=生花

【ちょっとコーヒーブレイク】
 久しぶりのアーサーヘイリーの新作「殺人科刑事」をブックオフ
 で買った(105円)、それも下巻だけ(上巻は売ってなかった)
 8月の出張の時に購入してもったいないので読まずに取って置
 いたのです。
 
 元神父の刑事(神父さんも還俗出来るとは知らなかった)が連
 続殺人犯の懺悔「何人も殺しているが、あの事件は俺ではない」
 を調べる内に自分の身近な所で事件が起こっていた。。。
 下巻から読んでも思いしろいのでお勧めです、この人の作品は
 好きで小学生の頃から読んでいますが、作品数が少ないのが
 残念。大好きのは「ホテル」 上巻欲しいですが来年の帰国まで
 お預けです。

 Sさん古本買い中心なので、下巻だけ、上巻だけ、四巻から、
 なんて買い方が意外と多いのです。

 今日の一言 「古本も一期一会」
 
 ちょっとタイ語教室
 ・古本=ナンスゥ・ムーソン
  ナンスゥが本で、ムーソンは2つ目の手の意味で、2つ手だ
  から中古となります。
 ・作家=ナック・キヤン

【ちょっとコーヒーブレイク】
 以前「田辺聖子」の本から「人は自慢するために生きる」的な
 内容をご紹介した事がありますが、本当だと思います、普通
 の人でもそれなりに頑張れば何やっても中の上までは行きま
 すが、上の下(プロまたは上級者の世界)に入るには並大抵
 の努力では到達できません。

 そこで身近な事を自慢して気を晴らしたり、自分の向上心を
 高めたりするのだと思います。 
 やはり人は人に認められたい、褒めてもらいたいものなので
 すね。

 Sさんの多趣味は劣等感の裏返しで、人のしない事、比較対
 象のならない趣味に走るのも、何やっても上級者になれない
 結果の性であると独り分析し合点をしております。
 
 先日読んだ別の松本清張短編集に、美術界を追われた人が
 贋作家を育てるお話があるのですが、ふとした自慢話から足
 が付き、、、、、、、、。
 この方は短編集も長編も面白い、いろいろな人生経験が活き
 ています、元印刷業をしていた経験からの「鬼畜」とか、たぶん
 3回目位の再読だと思います、何処の古本屋さんでもあると思
 いますのでお勧めです。

 人にはささいな自慢をしたくなるのは人情です、怪我自慢、デブ
 自慢、ダイエット不成功自慢なら本が書けるかも。。。
 そして衝動買いと安物買いの銭失い。自慢して背伸びして人は
 成長するのかもしれません、自慢大事だと思います。m(_ _)m

 ちょっとタイ語教室
 ・自慢:ウワット
 
 半年ぶり?で知り合いが会社訪問をしてくれました、「少し痩せ
 ました?」との問いに「少しだけ」と答えたSさんであったが
 久しぶりの方であるならなおさら「痩せましたね!」と言わせる
 努力が必要だと感じる食欲の秋でございました。
 今朝の体重78キロ、リバウンド中。
 
 
 いらっしゃいませタイランド。