タイの文化(障害者の活動)のお話 2013年11吉日 |
||||
【ちょっとコーヒーブレイク】 Sさんの家内よりチョンブリ県自閉症保護者の会センターの無 償での活動風景の投稿がございましたので、ご紹介です。 障害者の支援とか言うと格式ばって聞こえますが、実際は独 りで生きていくための日常生活支援がメインになるそうな、着 替え方、お風呂に入り方、歯のみがき方、お金の使い方、 買い物の仕方やお釣りのもらい方、礼儀作法等々。。 今回は、物を戴いたらお礼を言う訓練、タイでは手を合わせて ワイと言う挨拶をしながら(*^_^*)ありがとう(*^_^*)といいます。 健常者でもなかなか「ありがとう」と謝意を伝える(^_^;)のは難 しい。。。勉強になりました、最後は保護者にも(*^_^*) ちょっとタイの障害者環境雑学 タイにも障害者のための学校はございます、しかし公的機関、 私営を含めてもその数は少なく充分な数ではございません、 あっても遠くて通えなかったり、 このセンターの児童も公的機 関や施設で受け入れ先の無かった児童達です。 現在の所属は44名、しかし毎日通ってこれる児童は20名 前後だそうです。 一番の理由は経済的なゆとりがないと言うより困窮している から、大変厳しい状況です、子供にも教育の機会を与えたい との切なる願いは当然あります、しかし保護者も生活のため に働かなければならいが、子供の通学の同行や、毎日のケア 、毎日の家事、もこなさなければなりません、等々悩ましい状 況が聞こえてきます。 それ以外にも協力してくれるはずの伴侶が、子供の障害を 理由に離婚する家族も多いのも現実で、両親が子供を捨て て行ってしまうことも、このセンターにも元捨て子となってい た児童が2名ほど居るそうです、今は幸いなことに親類が引 き取り預かったり、里親が出来たりと(*^_^*)。 こう言った実情もあり、保護者からも運営に参加している事 で、昨年4月1日に私営のセンターとして設立し無償サービ スを方針に活動継続中。 【ちょっとコーヒーブレイク】 チョンブリ県自閉症保護者センターは、障害を持つ児童(現 在44名で増加中)。 県全体で、チョンブリ県自閉症保護者 の会の登録者は、現在133名あるそうで、この数字の意味は 、学校や受け入れてくれる施設がない待機児童数を示して 居るそうです。内44名がセンターに通ってきています。 センターの活動資金は、イベント 毎に政府機関や県の窓口に申請し援助金を戴いたり、 センター内での製造品販売、造りバッグ、帽子、アルミワーヤ ーを使って自動車やバイク等を作るワイヤーワークス液体洗 剤等々。 政府のイベントや県のイベントにブースを借り販売 後は各企業からの寄付で賄っています。 上の写真は、イベントで無料ブースを戴いたので、制作品の 販売会(^-^) と言っても活動に充分な予算がある訳でも無いので、この 度センター内で昼食代の節約のために、生活訓練を兼ねた、 もやしの製造を始めておかずの足しに(*^_^*)一石三鳥(^_^)v 目下の問題は、通学費・・・これが修学の負担になって毎日 通って来れない児童が多いのです。 このもやしは、料理実習にもなりますので一石4鳥かも(^_^)v 目下の悩みの一つは、通学費・・・保護者も一緒に同行通 学になるので経済的な負担が大きいのが悩みの種ですと。 悩ましい問題は多々ございますが、まずは笑顔で(*^_^*) 活動中 朝の国旗掲揚シーンから(*^_^*) センター継続して運営できているのは、様々な人の好意と ボランティアで成り立って居るそうです。 タイには困ったら 寄り添い助け合う文化が生きています。 いらっしゃいませタイランド |